サポチル
精神分析的心理療法研修プログラム
(関西・オンライン)
概要

研修プログラムとは
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英国タビストック・クリニックで実施されている心理療法の訓練プログラムを参考に、精神分析的心理療法とその応用について学ぶための研修プログラムです
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受講される方の興味や志向性に沿ってプログラム内の各セミナーに、新規・継続問わずお申し込みいただけます
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複数セミナーを受講される方も含め、毎年100名を超える方に受講していただき、新規の方、継続の方問わず、専門職の方の幅広いニーズにお応えしています
研修プログラムの特徴
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講師と受講者、受講者同士の自主性と対話を大切にする少人数制のプログラムです
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研修プログラムのセミナーは、日本臨床心理士資格認定協会の研修ポイントが認められています(2025年5月以降分は更新申請予定)
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参加者数やご自身の出席時間が要件を満たす場合に限ります
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参加者の半数以上が臨床心理士,構成人員が6名以上
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年間6回以上開催,研修総時間数20時間以上,参加者本人の出席率が70%
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「Small Group Supervision Ⅲ」は定員通りの構成人数の場合、研修ポイント対象外
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以下のセミナーは日本精神分析学会認定の研修グループです
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系統講義
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「精神分析入門セミナー」
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「文献講読Ⅰ」
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症例・事例検討会
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「森ノ宮事例検討会」
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これらセミナーのオンライン参加について、資格認定要件として認められるかどうかは当該学会の情報発信等にご留意ください
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For 精神分析の知見やエッセンスを現場に活かしたい心理職の方
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心理療法・心理支援の技法の背景にある理論を学び、それらから立ち上がる着想や連想、疑問を日々の臨床に繋げることのできるセミナーをご用意しています。講師や他の受講者とのディスカッションを通じ、現場に起きていることや自身の体験を紐解くきっかけを得ることが可能です。
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本プログラムには、子どもだけでなく成人から老年期というように、幅広い年齢層をカバーするセミナーがあります。
For 対人援助専門職の方
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研修プログラムでは、医師、教師等、臨床心理学とは異なる領域を専攻された方にも受講いただいています。また心理療法の実践の有無も問いません。
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様々な背景と経験を持つ専門職が、共通したテーマを学ぶことにより、提示された事例や現象、実験結果等について、多面的な検討を可能にし、時には新しい理解を提供してくれるでしょう。
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治療構造が明確でない現場で苦闘されている心理職の方はもちろんのこと、医師,保育士・幼稚園教諭,学校教員,ソーシャルワーカー,チャイルドケアワーカー(児童指導員),看護師,作業療法士,言語聴覚士,特別教育支援士,障害学生支援担当者,発達科学領域の研究者など、多くの近接領域の方の受講を歓迎いたします。
For 若手の方・心理職としてのオリエンテーションを定めようとする方
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大学院生の方や若手の方にとっては、専門的なセミナーは敷居が高い印象があると思います。本プログラムでは、大学院修了から間もない方はもちろんのこと、子どもの心理療法について学ぶための初学者向け子どもの心理療法セミナーや、心理療法を学ぶ入門編として複数の講師から主に対象関係論に基づくケース展開を学ぶ精神分析入門セミナーをご用意しています。
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世の中に様々なオリエンテーションがある中、セラピーセッション終了後も良い効果が続くと言われる精神分析の方法論、特に対象関係論の発展と展開をたどりたい方には文献講読Ⅰを、具体的な実践を生きたものにするための感受性を磨きたい方には文献講読セミナー「臨床思考を育む」をおススメします。
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その他、臨床現場(職場の日常)の体験を深めるワーク・ディスカッションセミナーや、情緒や関係性の発達に欠かせないアタッチメント、育ちや環境が神経発達症(発達障害)のある児・者にどのような影響(脳神経系・内分泌系を含む)を臨床事例や研究結果から学ぶ認知心理学・神経科学・発達心理学に関する文献講読Ⅲ「こころの発達心理学」もあります。
For 精神分析的心理療法を実践中の方
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サポチルでは、タビストック・クリニック等、英国精神分析および精神分析的心理療法の実践から得られた知見を多く学ぶことができます。現地に留学して資格を取得した講師等によるセミナーは、現在、心理療法・精神療法を実践されている方にとって、参考となる内容を多く含むものであると考えています。
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また、現在、別のオリエンテーションに基づいて心理療法・精神療法の実践をしておられる方が本プログラムを受講された場合、対象関係論やメンタライゼーションに基づくセラピーの実践や理論に触れていただくことで、ご自身のオリエンテーションを相互比較的に振り返る視座をご提供することができるかもしれないと考えています。
その他
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サポチルでは、『ピアサポート』と『スタッフによる手厚いサポート』の二重の支援体制をもつ、より実践的かつ集中的な学習を行う訓練コースをご用意しています。
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訓練コースや、乳児観察セミナーにつきましては、サポチル訓練コース事務局(training@sacp.jp)までお問合せください。
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私たちサポチルは、精神分析的心理療法の実践やその応用において、個人スーパーヴィジョンおよび個人分析・個人セラピーを受けることは重要かつ欠かせないものと考えております。
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個人スーパーヴィジョン、個人分析をご希望の方の相談を受付けますので、サポチル訓練コース事務局(training@sacp.jp)までご連絡ください。
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