サポチル
精神分析的心理療法研修プログラム
(関西・オンライン)
講師:ガヴィニオ重利子
事例講師(MBT-C認定プラクティショナー):相澤みゆき 久保千晶
会場:オンライン
日時:9月20・21日
(2日連続・両日とも15時~18時半)
定員:50名程度(最少催行人数30名)
受講料:12,000円(同一職場割引制度あり・先着6名まで)
支払い方法:9月8日(月)以降にお渡しする請求書に基づき9月17日(水)までに納入
※割引制度の詳細は割引申請フォームにてご確認ください。
※日本臨床心理士資格認定協会にワークショップ型研修会として申請予定
講師からの内容紹介
【みなさんと共有したい課題】
ー“届かない”と感じるその瞬間、私たちはどこにいるのかー
どれほど支援や心理療法の枠組みを整えても、利用者が姿を見せなければ何も始まりません。「関われない」「つながれない」―そう感じる場面に、私たちは日々直面しています。
MBTではメンタライジング(自分や他者の行動や言動の背景にある意図や感情を想像する力)を通して社会的学びに必要な信頼関係、つまり被支援者とのつながりを築くことをその支援の中核に据えています。しかし、メンタライジングとはそれをする人が置かれた環境やそこから来る知識や価値観に必ず影響を受けるものです。
多職種連携、組織の方針、チーム内の力動―そうした現実の中で、支援者のメンタライジングは常に影響を受け続けています。そんな中、「つながりにくい」とされるケースにおいて、実は私たちの側が利用者を十分に捉えられずにいるのだとしたら、「つながる」ためには一体何が必要とされるでしょうか。
【研修の狙い】
2日間の研修では、日本の臨床現場でMBTを実践する臨床家による事例紹介と参加者同士の対話から、臨床家としてのメンタライジングに焦点づけます。
私たちが自らの所属する組織や機関の中でどのような環境に置かれ、それが私たちのメンタライジングにどのような影響を及ぼすのか。それぞれが体験・経験を持ち寄り、実践的なディスカッションを通して、「つながりにくさ」について新たな視点・工夫の構築を目指します。
MBTに初めて触れる方にも積極的にご参加いただける内容です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
研修概要
メンタライゼーションを基盤とした治療(MBT)の視点から
-
MBTについて
-
メンタライゼーション・ベースド・トリートメントの核となる理論―「省察機能(Reflective Functioning)」や「認識論的信頼(Epistemic Trust)」―を手がかりに、支援が届かない/成立しづらい背景を、多角的に検討します
-
-
事例紹介
-
経験豊富な臨床家が、海外由来のMBTを文化背景などが異なる日本の臨床現場で実践する上での困難や工夫を紹介します。さらに、私たち専門職の臨床実践をMBTの視点から振り返る時間をもちます
-
-
ディスカッション
-
現場で感じる戸惑いや難しさを小グループで共有しながら、複雑な状況での「関わり方」を検討するとともに、日本の現場で活かせるMBTの視点を得ることを目指します
-
お申し込み
-
申込フォーム(リンク先)
-
申込受付期間
-
サポチル正会員先行申込
-
7/12(土) 20:00〜7/19(土)23:59
-
-
一般申込
-
7/20(日)20:00 〜9/7(日)23:59
-
-
-
対象
-
MBTに関心がある心理の専門家
-
臨床心理士, 公認心理師, 臨床発達心理士, 学校心理士など
-
-
医師および対人援助職
-
キャンセルポリシー
-
申し込みをキャンセルされる場合は、kenshu@sacp.jpまでご連絡ください
-
9月18日(木)23:59まで:キャンセル手数料なし
-
9月19日(金)23:59まで:受講料の50%(6,000円)
-
9月20日(土)0:00以降:受講料の100%(12,000円)
-
メール着信時間(日本時間)を基準に3つのポリシーを適用します
-
返金がある場合は、キャンセルに伴う振込手数料(実費)を引いた金額を返金いたします
-
キャンセル手数料は割引適用前の受講料を基準とします
-
連絡がない不参加もキャンセル手数料として受講料の100%(12,000円)を申し受けます
-
-
-
セミナーの不開催
-
申込期間終了時点で、申込人数が最少催行人数の30名に満たない場合、開催しない場合があります。あらかじめご了承ください。
-